単語カード (単語集付属品)
単語カードデータの仕様 |
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単語カードの表紙。上記データの場合は、Taschenwörterbuch Version 4.14」(DSH対策単語集 Blau)準拠であることを示す。 |
単語カードデータは当サイトで別途配布されている、単語集の付属品として公開しています。収録単語は各単語集に準拠していますが、単語集のバージョンと、単語カードデータ固有のバージョン番号は一致していません。どの単語集のどのバージョンに準拠しているかは、表紙の解説文に示されていますので、コチラを参照してください(右図参照)。
単語カードは 9cm x 9cm のメモ用紙にプリントアウトすることを前提に作成されています。またデータは3つに分割されており、その総計が元単語集に収められた単語数に合致します。
またデータが3分割されている理由は、ダウンロードしたデータを圧縮せずにフロッピーディスクに収めることを考慮したためです(フロッピーディスクは、1.44フォーマットを想定しているため、各データサイズは
1,440,000byte を限界サイズとする)。
また仕様上の注意事項、および著作権上の法的制約についても、元単語集に依拠します。必ず準拠元単語集の解説ページ、及び単語集のダウンロードページも参照してください。
メモ用紙の調達方法
9cm x 9cm サイズのメモ用紙は、大抵の文具店で購入することができます。ドイツ国内の場合、各都市の一般文具店で購入できるほか、全国の郵便局に併設された文具コーナー
MacPaper でも定番商品として売られています。価格は700枚で 3 Euro程度です。
日本国内でも同様に多くの文具店で取り扱っています。また、全国チェーンの100円均一ショップ
「ダイソー」 でも、1組100円で販売されています。持ち運びを考慮すれば、できる限り「厚手用紙」でないことが望ましいのですが、薄すぎると逆に次のカードの内容が透けて見得てしまうため、用紙を選定する際にはお気お付け下さい。
配布形式とその理由
データは PDF データとして配布しています。第一の理由は、世界中のどのインターネットカフェでダウンロードしても、まったく同一の表示ができるためです。文字データは全て画像として保存されていますので、仮に日本語フォントを装備していないパソコンでも、正確に表示することが可能です
第二の理由は、プリントするものが「カード」であるためです。特にパソコン初心者の方にいきなり「カード印刷」を要求しても、それは酷というものでしょう。PC初心者にも、確実に同じ物体裁のカードを作ることが可能なデータ形式を選びました。
第三の理由は、著作権の問題です。このデータは別途配布している単語集のデータをそのまま利用しています。しかしその単語集データそのものが、市販辞書などから抜粋された内容であるため、これを無秩序に配布することができません。これに関しては単語集データの解説をお読みください。よって、ダウンロードした一般ユーザが中身を改変したり、あるいは一部をコピー・再配布するなどの問題を回避するためです。
しかしメリットばかりでなく、デメリットもあります。まず、内容が画像保存されているため、単語の検索機能が一切使用できません。ユーザ自身が単語を追加することも、各単語に特記事項を増やすこともできません。
なお当然ですが、PAFファイルを開くには Adobe 社の Adobe Reader か Acrobat
Reader が必要です。PCに疎い人は何も考えずにクリックしてください。大抵は
PC に最初からインストールされているはずです。もし開けない、インストールされていない場合は、同社のサイトからソフトをダウンロードして下さい
(無料です)。ダウンロードする場合は、
をクリック!
ダウンロード時データの形式
PDA データそのままの「生PDFデータ」版と、圧縮された「自己解凍書庫」版。カードデータそのものとしては同一のものですが、アナログ電話回線を利用している方には、できるだけダウンロード時間を短縮していただこうと用意したのが
「自己解凍書庫」 版です。インターネットカフェや大学のLANなどをお使いの方は、気にせずどちらでもご利用下さい。
なお「自己解凍書庫」版をダウンロードした際は、Windows をご利用の場合、データをダブルクリックしていただければ自動的に解凍作業が始まります。解凍される場所は、圧縮データ(自己解凍書庫)の存在するフォルダです。また、解凍後自動的にデータが開かれます。
ただし自己解凍書庫は、Windows 以外のOSでは解凍できません。その際は諦めて
「生PDF」版をご利用下さい。
カードの記述内容
各カードの内容は、別途配布の単語集に準拠していますが、「特殊文字」という項目が追加されています。これはデータ作成時の問題なのですが、「WORD」の項目に、ウムラウトなどのドイツ文字を使用できなかったためです。上のカード例を見ていただくと、「特殊文字」の項目に 「a」 と書かれています。これは 「abändern」 にウムラウト a が含まれていることを示しています。ちなみに、この単語には二回
a が出てきますが、最初の a は当然にも 分離前つづり ab なので、こちらにウムラウトが付くはずはありません。
また、「日本語訳」 に書かれた例文中にウムラウトなどがある場合も、「特殊文字」の欄に記載されています。見分け方は、特殊文字の欄に二文字以上並んでいる場合は、例えば
「Ube」 などとある場合は日本語訳内の単語、上図の例 「a」 のように単独一文字のみの場合は「WORD」
欄の特記扱いになります。なお、「WORD」 欄と 「日本語訳」 欄の双方にウムラウトを持つ別の単語がある場合は、カンマでつなげています。
元単語集で使用されている記号が、単語カードでもそのまま採用されています。上図はDSH対策単語集
(Blau) Deutsch - Japanisches Taschenwörterbuch für die DSH Prüfung
の第2ページより抜粋 |
印刷方法について
プリントアウトしようとすると、下図のような 「印刷ウィンドウ」 が表示されます。しかしそのまま印刷を開始してしまうと、正確に印刷することができません。以下に示す手順を踏んでください。
まず、初期状態では A4 用紙にプリントアウトするよう設定されているはずです。このためには、まず 「プロパティ」 のボタンをクリックしてください。指定方法はご使用のプリンタのメーカーによっても異なりますが、「プロパティ」 ウィンドウの中には必ず 「用紙設定」 の項目があるはずです。日本製 EPSON プリンタの場合 「用紙設定」、ドイツ製 EPSON プリンタの場合は 「Papier」 のタブメニューがこれにあたります。
使用できる用紙には A4, B5, A6 ..... などの選択肢がありますが、残念ながら単語カードに使う
90mm x 90mm 用紙の設定は存在しないはずです。そこで 「ユーザ設定サイズ」 (ドイツ語版なら 「Benutzerdefiniert」) を使用します。ここで縦横ともに 90mm の用紙を設定してください。ちなみに EPSON の場合は、用紙サイズを 0.01センチ 単位で設定するので勘違いしやすい。早い話が 0.1ミリ 単位なので、90mm ということは、900
の値を入力することになります。
ただ困ったことに、最小用紙サイズが100mm x 100mm というプリンタがあります。これは少し旧型のプリンタにありがちなのですが、この場合はしかたないので、使用できる最小サイズを設定してください。カードデータはこういう事態も想定して、多少の余白を持っています。用紙に対して多少ずれた場所に印刷されますが、全ての文字がキッチリ収まるようになるはずです。
では「プロパティ」 ウィンドウを閉じていただき、 「ページ処理」 の枠内にある 「ページの拡大/縮小(S)」 の項目を設定します。初期状態では、「大きいページを縮小」 の選択肢が選ばれています。この選択肢から 「なし」 を選んでください。「なし」にしないと、文字が多少ボケる可能性があります。(ツッコミを入れても戻りません(笑)
印刷に関する設定はここまでです。ただし、もし異なるサイズの用紙を使う場合は、上記の
「ページの拡大/縮小(S)」 で、取り合えず 「大きいページを縮小」 を選択してください。しかし恐らく、大抵の場合はうまくいきません。思うように印刷されない場合はこの項目を、やはり 「なし」 に設定してください。そしてもう一度 「プロパティ」 を開き、拡大縮小に関する項目を確認してください。EPSON プリンタの場合は
「レイアウト」 というタブがあるはずです。こちらで設定すると、恐らくうまく印刷できるでしょう。
ダウンロード
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データは3分割されています。 自己解凍書庫版は圧縮されているため、
ダウンロード時間を短縮できますが、Windows専用です。
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