正長の徳政一揆 [正長の土一揆] (室町時代)
原文 (正長元年)九月■日、一天下の土民蜂起す。徳政と号し、酒屋・土倉・寺院等を破却せしめ、雑物等恣にこれを取り、借銭等、悉くこれを破る。管領これを成敗す。凡そ亡国の基、これに過ぐべからず。日本開白以来、土民蜂起是れ初めなり。
読み しょうちょうがんねんくがつ■にち、てんかのどみんほうきす。とくせいとごうし、さかや・とくら(どそう)・じいんとうをはきゃくせしめ、ぞうぶつとうほしいままにこれをとり、しゃくせんとう、ことごとくこれをやぶる。かんれいこれをせいばいす。およそぼうこくのもとい、これにすぐべからず。にほんかいびゃくいらい、どみんほうきこれはじめなり。
出展 大乗院日記目録 / 尋尊(興福寺大乗院門跡で一条兼良の息子)
備考 ・正長元年は西暦1428年
・当時の管領は畠山満家
・大乗院日記目録は、歴代の興福寺大乗院門跡が残した公用日誌の中から、社会や重要な政治的事件をまとめたもの。全4冊。治暦元年〜永正元年(1065-1504)。
入力 藤井正博
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